はがきデザインキット とは、日本郵便株式会社が提供するフリーソフト。 はがきのあて名面のレイアウト・通信面のデザインの作成ができる「はがき作成ソフト」である。 2008年から、年賀特設サイト「郵便年賀.jp」のコンテンツのひとつとしてサービス開始した。
パソコン版と、スマホ版があり、
パソコン版では簡易な住所録機能を備え、その住所録機能からあて名面をレイアウトしていくことができる。
通信面のデザイン作成では、提供されているテンプレートからデザインを探して利用したり、
テキスト作成や画像を読み込む機能もある。
スマホ版では、通信面のデザイン作成に特化されているが、yahoo!JAPANの提供する年賀発送サービスと組み合わせることで、
そのままスマホ版で作成したデザインの年賀状を注文し、オンライン上からの発送手配が可能となる。
当サイトでは、以下「デザインキット」または「DK」と表現する。
デザインキットの利用にはネットに接続する必要がある。また、利用環境は「Adobe AIR」に依存する。
「Adobe AIR」とは、「デザインキット」というアプリケーションソフトを利用するために必ず必要な実行環境。
この「Adobe AIR」がインストールされていないと、デザインキットそのものが動かない。
(注:「Adobe AIR」は、Flashの実行環境をOS・デスクトップで実行させるためのもの。
つまりこの「Adobe AIR」がないと、アプリケーションがデスクトップ上で動かない。)
ネットに接続しない状態で無理に起動しようとすると、エラーする。最悪、アプリケーションが破損する恐れがある。
スマホ版はほとんと年賀はがきのテンプレートに特化。 ただし、テンプレートを無地を選択すれば、自分で任意の画像を使用してテキストやフリーハンドでデザインは可能。
パソコン版デザインキットは季節ごとにバージョンアップが繰り返され、夏は暑中見舞向けのデザインテンプレート、 秋冬は年賀状向けのデザインテンプレートが提供される。 その他、通年で使用できるデザインテンプレートとして、結婚・出産・引越の案内状向けのものが用意されている。
例年、11月(10月末日)に、翌年明けの年賀状に使用できるデザインテンプレートが提供される。
新しいバージョンのある場合には、インストール済みのデザインキットを起動した際に、
バージョンアップさせるかどうか「 ver000 から ver001 へ、バージョンアップしますか?」というような
利用者にウィザードで確認する表示が出る。この時にバージョンアップに同意すると、
そのままバージョンアップされたものが読み込まれていく。
2015年版は、2014/10/30にバージョンアップされる予定。
バージョンアップに同意しなければ、そのアップ後に提供されるデザインテンプレートは利用できない。
また、バージョンアップに同意した場合には、
そのアップ前に提供されて利用できるようになっていたデザインテンプレートが表示されなくなり、利用できなくなる。
尚、新しいバージョンば配布されたあとは、バージョンアップをしないと利用できなくなるサービスが出る場合がある。
新しいバージョンが配布されている場合には、随時バージョンアップに同意することをお勧めする。
バージョンアップの際に、住所録が消えてしまう恐れがあるため、
住所録を利用している場合には、念のためバージョンアップに同意する前に、
住所録を書き出して保存しておいたほうがよい。デザインキットの住所録はCSVで書出し可能。
すでに消えてしまった場合には、PCそのもののバックアップを利用するか、
Windowsの場合は「システムの復元」機能で、バージョンアップ前の元の状態に復元するか試してみるなどの方法がある。
(必ず回復するとは限らないため、注意)
また、例年デザインキット内で素材として使用できる年賀のデザインは、 全て「年賀状クイックサーチ」にてデータ配信されている。
デザインキットにはPC版とスマホ版が用意されているが、PC版の方がより機能が盛り込まれている。
年賀はがき・暑中見舞い等の作成に利用する分には、デザインとあて名面を作成するためのひととおりの機能がある。
とはいえ、無料のフリーソフトである以上、それほど高度なことはできない。
特にこだわりのあるデザインやあて名面のレイアウトが必要な場合に、
デザインキットの基本機能やスペックでは対処できないこともあり、「フリーソフトとしては上出来」という評価が妥当といえる。
操作性は、PCの基本操作のできるのであれば困ることはない。
ただし、まったくの初心者、PCをはじめて操作をするような方が利用するには戸惑う模様。
ここ数年毎年秋から冬にかけて、NHK教養講座などで、
年賀状を作成するフリーソフトとしてデザインキットが紹介されているようだが、
日頃からPC操作に親しんでいる方にとってかなり容易な機能でも、
はじめてPCを操作するような方にとってはなかなかスムーズに操作できるものではない。
あくまでもアプリケーションソフトというものはある程度の基本操作ができることを前提としていることに要留意のこと。
もちろんデザインキットを操作できるようになったのならば、PC初心者を卒業したという程度のスキルは身に付ついている。
パソコン版デザインキットに必要な解像度はXGA(1024×768ピクセル)以上。
PCのモニタが小さめだと、この解像度に対応していない可能性がある。
この場合、デザインキットの表示がモニタ画面から見切れてしまう。
見切れている場合は800×600とされていると考えられる。
XGAに対応しているPCの場合はデスクトップを右クリック→プロパティから解像度を変更する。
デザインキットは「はがき作成ツール」なので、印刷の詳細設定ができる機能がない。
あて名面もデザイン面も、「印刷」ボタンをクリックすると、プリンタソフトが立ち上がる。
このプリンタソフトで印刷の詳細設定をする。
ごくごく一般的に当たり前とも言えることだが、プリンタの設定はそのプリンタによって違う。
プリンタの取扱説明書を確認するか、プリンタのメーカーに問い合わせた方がよい。
また、プリンタによる誤差の発生は当然起こり得るもの。レイアウトと合わないということも珍しくはない。
実際の印刷を行う前に、テストプリントを行い、
それを見ながらレイアウトと照らし合わせて少しずつ地道に調整する必要がある。
この調整のためのテストプリントにはがきを使うのではなく、テストプリント用の「試し刷り用紙」を使用したほうがよい。
(こうした「試し刷り用紙」が販売されているということは、誤差がでることは公然のことであるという査証である。
試し刷り用紙はそれほど高額ではないので、デザインキットのレイアウトの誤差で悩むくらいなら、
対処策として検討するのも手立てのひとつである)
それ以外の手立てを考えるならば、
完成したデザインを一度画像として書き出して、その画像を別のソフトを使って印刷をかけてしまう方法。
あるいは、あて名面の印刷を考えないで、デザイン面だけを利用し、
テンプレートをそのまま印刷するだけでよいならば、
デザインキットを配信している年賀特設サイト「郵便年賀.jp」内で別途に提供されている、
「年賀状クイックサーチ」を利用してしまう方法がある。